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通知 Eメールテンプレートのカスタマイズ

通知用 Eメールのレイアウトと内容は、テンプレート(.tpl)ファイルによって定義されます。これらのテンプレートファイルはカスタマイズ可能なので、要件に合うよう通知 Eメールのレイアウトと内容を変更できます。通知 Eメールに含める情報や書式を指定できます。たとえば、テキストエレメントのフォントのサイズや色を変更したり、段落を表に変換したり、ロゴ、著作権表示、個人宛てメッセージなどの追加情報を含めたりすることができます。

通知 Eメールの本文は変更できますが、.tplファイルで定義されている Eメールの件名は変更できません。使用可能なデフォルトの通知 Eメールテンプレートファイルは次のとおりです。

これらのファイルは %EMSSERVER_HOME%\webapps\ems\WEB-INF\classes にあります。

通知 Eメールをカスタマイズするには、次の手順を実行します。

  1. 通知 Eメールテンプレート(.tpl)ファイルを検索します。
  2. 要件に合うようテンプレートをカスタマイズします。テンプレートファイルは任意の HTMLエディタで編集できます。

    通知 Eメールテンプレートは通常の HTMLファイルなので、中に含まれるほとんどのエレメントは変更可能です。ただし、# (シャープ)で囲まれたエントリ(例: #productName#)は変更しないでください。これらのエントリはダイナミックデータのプレースホルダです。次の表は、通知 Eメールテンプレートファイルで使用されるプレースホルダを示しています。

    プレースホルダ説明
    #contactName#Contact の名前
    #entitlementRowStart# エンタイトルメントのエンタイトルメントID リストの開始位置

    #eid#

    エンタイトルメントID

    #startDate#

    エンタイトルメントの開始日

    #customerName#

    顧客の名前

    #endDate#

    エンタイトルメントの終了日

    #contactEmail#

    Contact の Eメールアドレス

    #itemRowStart#

    エンタイトルメントに含まれるプロダクト/スイートのリストの開始位置

    #itemRowEnd#

    エンタイトルメントに含まれるプロダクト/スイートのリストの終了位置

    #pkid#

    プロダクトキー

    #itemDescription#

    プロダクト/スイートの名前

    #quantity#

    ラインアイテムをアクティベーションできる回数

    #remainingQuantity#

    残っている数量

    #itemStartDate#

    エンタイトルメントに含まれるラインアイテムの開始日

    #itemEndDate#

    エンタイトルメントに含まれるラインアイテムの終了日
    #entitlementRowEnd# エンタイトルメントのエンタイトルメントID リストの終了位置
    #supportContactNo#カスタマーサポートの電話番号
    #supportEmailId#カスタマーサポートの Eメールアドレス
    #supportTeamName#カスタマーサポート部署の名称
    #Days# エンタイトルメントの有効期限日の予告の日数。エンタイトルメント期限予告でのみ有効です。
    #OLD_PRODUCT_NAME# プロダクトの名前。プロダクトアップグレード通知でのみ有効です。
    #OLD_PRODUCT_VERSION#プロダクトのバージョン。プロダクトアップグレード通知でのみ有効です。
  3. カスタマイズした通知 Eメールテンプレート(.tpl)ファイルを保存して %EMSSERVER_HOME%\webapps\ems\WEB-INF\classes に置きます。

通知 Eメールテンプレートの多言語対応

通知 Eメールテンプレートでサポートされているデフォルト言語は英語です。Sentinel EMS では、通知 Eメールテンプレートをカスタマイズすることにより、ローカライズされた言語で通知を受け取ることができます。

Sentinel EMS がエンドユーザ向けに英語以外の言語をサポートするよう構成されている場合は、サポートされているローカイズ言語用のディレクトリが %EMSSERVER_HOME%\webapps\ems\WEB-INF\classes に存在します。たとえば、ドイツ語がサポートされている場合、%EMSSERVER_HOME%\webapps\ems\WEB-INF\classes\de というディレクトリが存在します。ここで de はドイツ語サポートのためのスクリプトが格納されたディレクトリです。ローカライズ言語は、Sentinel EMS でエンドユーザが通知を受け取るための事前定義言語として設定されています。通知 Eメールテンプレートでローカライズ言語をサポートするためには、次の手順を実行します。

  1. ローカライズ言語用のディレクトリの場所を確認します(たとえばドイツ語がサポートされている場合は、 %EMSSERVER_HOME%\webapps\ems\WEB-INF\classes\de)。
  2. 通知 Eメールテンプレートのすべての.tplファイルをそのディレクトリにコピーします。
Sentinel EMS を WebLogic 上にデプロイしている場合、カスタマイズを行うためには ems.war ファイルを生成してデプロイしなければなりません。 WebLogic の場合の .war ファイルの生成を参照してください。

 

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