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個々のコンピュータでの　EMS　カスタマーポータルの構成

コンピュータに EMS をインストールすると、カスタマーポータルとベンダポータルの両方が同時にインストールされます。web.xml ファイルを構成することにより、セキュリティを強化して顧客がベンダポータルにアクセスするのを禁止できます。カスタマーポータルへのアクセスを許可し、すべてのベンダポータルへのアクセスを禁止するには、次の手順を実行します。

1. %EMSSERVER_HOME%/webapps/ems/WEB-INF にある web.xml ファイルを開きます。
2. web.xml ファイルで、<filter><filter-name>BlockVendorUriFilter</filter-name> を検索し、次のセクションをコメント解除します。

   <filter>
   	<filter-name>BlockVendorUriFilter</filter-name>
   	<filter-class>com.sfnt.ems.web.BlockVendorUriFilter</filter-class>
   </filter>
   

3. web.xml ファイルで、 <filter-mapping><filter-name>BlockVendorUriFilter</filter-name> を検索し、次のセクションをコメント解除します。

   <filter-mapping>
   	 <filter-name>BlockVendorUriFilter</filter-name>
   	 <url-pattern>*.html</url-pattern>
   	 <url-pattern>*.json</url-pattern>
   	 <url-pattern>*.xml</url-pattern> 
   </filter-mapping>
   

4. %EMSSERVER_HOME%/webapps に移動し、次のディレクトリを削除します。
   1. emsConfig
   2. emsWSDemo
   %EMSSERVER_HOME%/webapps にファイル emsWSDemo.war および emsConfig.war がある場合は、それらのファイルも削除します。
5. Administration Console を開き、[Customer Portal URL]にカスタマーポータルの URL を設定します。それにより、生成される Entitlement Certificate（エンタイトルメント証明書）で、カスタマーポータルが構成されているコンピュータが参照されます。カスタマーポータル属性の詳細については、[General Configuration] を参照してください。