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Sentinel Cloud とは
Sentinel Cloud Service は、ソフトウェアのサービスを SaaS および Cloud(クラウドコンピューティング)で行う場合に、提供サービスを事前に定義するカタログ、契約処理などを自動で実行するプロビジョニング、ライセンスでの制御、提供後のトラッキングおよびレポート作成を支援するソフトウェアのサービスの支援ツールです。SafeNetでは、Sentinel Cloud Service によるサービスを提供を行っております。また、オンプレミスのアプリケーションもクラウドコンピューティング環境で管理運用可能とするハイブリッドでの運用もサポートします。 |
SaaS、Cloud でのライセンス管理の必要性
SaaS での革新的なライセンス・モデルは、開発会社や顧客での柔軟な管理方法が必要となります。Sentinel Cloud は、出荷と開発での複雑な作業を軽減し、ソフトウェアベンダーの利益を守ります。SafeNetでは、SaaS および Cloud でのソフトウェアサービス提供のために、新たなライセンス管理方法を提供します。 |
また、Sentinel Cloud では、従来のソフトウェア実行環境(オンプレミス)への対応とは異なる下記の機能を提供します。 |
SaaS、Cloud での対応方法
クラウドベースアプリケーションの柔軟性が企業組織の間で急速に注目を集めています。2010年の調査によ ると、企業組織の80パーセント以上が1つ以上のSaaSアプリケーションをすでに購入したか、または投資 を計画しています。エンドユーザーにとってSaaSは、容易な予算編成、導入の迅速化、リスクの低減を意味 します。新たな市場参入者や既存のソフトウェアベンダーにとっても、継続的に発生する収益源を確保して新市場を探りつつ、顧客が求めているものを提供する新たな機会をSaaSはもたらします。 SaaS(サービスとしてのソフトウェア)を提供することでソフトウェアベンダーに多くの機会がもたらされる一方で、新たな運用上の課題も出てきました。ソフトウェア業界がかつて直面していた、パッケージ化、制御、ビジネスインテリジェンスのあらゆる障害が再び生じています。 |
SaaSの早期導入者がすでに気付いているとおり、カタログの細分化、機能構築、価格設定モデルの適切な形を見いだすことは容易ではありません。時間と実験、さらに最も重要であるサービスカタログの柔軟性が必要です。従来のソフトウェア利用と同じく、ユーザーがサービスアグリーメントの条件を確実に順守しなければ収益につながりません。SaaS以前は、データ収集がほとんどのライセンシングおよびエンタイトルメント管理システムのプレミアム機能であり、傾向を予測し十分な情報を得た上でビジネス決定を行うために使われていました。クラウドでは利用状況データは極めて重要であり、ビジネスインテリジェンスに使用するだけでなく、ビジネスに不可欠なプロセスである請求書作成などにも利用します。そのため、クラウドサービスプロバイダーはサービス利用状況を容易に追跡・分析して、レポートを作成できる必要があります。 Sentinel Cloud は、ソフトウェア配布サービスのためのユーザのプロビジョニング、権限付与、測定および管理ソリューションです。 |