目 次
Sentinel LDKとは | 各コンポ―ネットの説明 | 簡単なプロテクション方式 | |||
ライセンスモデル | ライセンス発行の処理概要 | リバースエンジニアンリング対策 | |||
ハードウェアキー(HL) | ソフトウェアライセンス | クラウドライセンス | |||
ホワイトボックス暗号処理 | ライセンス作成APIと管理API | サポートプラットフォーム |
Sentinel HL:ハードウェアキー
- ・高速なスマートカードチップの採用により高速なソフトウェアの実行と操作性の向上
- ・標準暗号化アルゴリズムを採用(AES 128, ECC 224, RSA 2048)
- ・64,000 以上のAES暗号鍵を使用
- ・Sentinel HASP HL および Sentinel SuperProとの互換
- ・強力なアンチハッキング機能
- ・通信のクラッキング防止
- ・NETシートライセンス
- ・各種工業規格などの認定
- ・暗号処理
Sentinel HL
は、Sentinelのハードウェアベースのプロテクションおよびライセンシングコンポーネントです。 コンピュータのUSBポートに接続するプロテクションキーを使用し、正規にライセンスされたソフトウェアとの組み合わせにより、海賊版や不正使用からソフトウェアをプロテクトします。 すべてのモデルに、 128ビット AES暗号アルゴリズム に基づいた暗号化プロセッサをチップ・オン・ボードで搭載し、プロテクトされたソフトウェアの実行時に、ソフトウェアとの間にセキュアな通信チャネルを確立し、ハッキング不可能なリンクを生成します。 また、ソフトウェアのライセンシングを実現するために、Sentinel HL キーは、ライセンスパラメータを格納するためのメモリを内蔵し、SafeNet独自のLicenseOnChipTM技術によって、ライセンス情報はハードウェアベースでセキュアに保たれています。 |
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Sentinel HASP、SuperPro およびLDKでの利用に関して
Sentinel HLキーのラインナップ
モデル | 暗号化 | RW メモリ |
RO メモリ |
プロテクト 数 |
特長 |
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Sentinel HL Basic |
128ビット AES | なし | なし | 1 | シンプルかつ強力なプロテクションを実現するコストパフォーマンスに優れたモデル |
Sentinel HL Pro |
128ビット AES | 112バイト | 112バイト | 39 | 39種類のアプリケーションに起動回数設定が可能なモデル |
Sentinel HL Max |
128ビット AES | 4Kバイト | 2Kバイト | 231 | 231種類のアプリケーションに起動回数設定が可能なモデル |
Sentinel HL Time |
128ビット AES | 4Kバイト | 2Kバイト | 231 | リアルタイムクロックを内蔵し、外部から改ざんが不可能な期限ライセンスが設定できるモデル |
Sentinel HL Net |
128ビット AES | 4Kバイト | 2Kバイト | 231 | 1つのキーをネットワーク内の1つのマシンへ接続するだけで、10/50/250ユーザの同時利用が可能 |
Sentinel HL NetTime |
128ビット AES | 4Kバイト | 2Kバイト | 231 | HL NetとTimeキーを組み合わせたモデルでネットワーク環境で期限設定が可能 |
Sentinel HL Express Card |
128ビット AES | 4Kバイト | 2Kバイト | 231 | PCI ExpressインターフェースのHL Maxキーと同仕様のトークン |
Sentinel HL Max Micro |
128ビット AES | 4Kバイト | 2Kバイト | 231 | HL Maxキーのキー本体を短くしたタイプ |
Sentinel HL Drive |
128ビット AES | 4Kバイト | 2Kバイト | 231 | HL Maxの機能に、フラッシュメモリ(2GBまたは4GB)を搭載したモデルでプロテクトしたソフトウェアをキーに内蔵して配布可能 |
Sentinel HL Drive MicroSD |
128ビット AES | 4Kバイト | 2Kバイト | 231 | HL Maxの機能に、フラッシュメモリ(MicroSDで対応)を搭載したモデルでプロテクトしたソフトウェアをキーに内蔵して配布可能 |
強力なアンチハッキング機能
Sentinel
HLプロテクションキーは、Basicをのぞいたすべてのモデルに、ユーザが自由に利用できるメモリを搭載しています。 チップオンボードに搭載されたユーザメモリはすべて暗号化されており、特にRO(Read only)メモリは、フィールドでの更新がベンダのアプリケーションからでも不可能で、強固な機密性を保ちます。 Sentinel HL Driveに搭載された2GBまたは4GBのフラッシュメモリは、ディスクイメージでのパーティショニングが可能で、プロテクションキーにソフトウェア本体を格納しユーザへ配布することができます。(フラッシュメモリ領域は暗号化されません) |
通信のクラッキング防止
Sentinel HLは、プロテクトされたソフトウェアアプリケーションとプロテクションキー間の通信を、ミドルレイヤレベルで攻撃されるハッキング行為に対して、Sentinel LDKプロテクションライブラリおよび Sentinel LDK デバイスドライバで形成される「セキュアコミュニケーションチャネル」で暗号化によるスクランブルを行い、この通信の傍受を防ぎます。 |
Sentinel HLのNETシートライセンス
- ・従来のSLのシートライセンスとは別にHLでもNET対応のシートライセンスを対応
- ・HLのシートライセンスは、Master KeyのフィーチャID 14を利用
- ・HLとSLのNETシートライセンスは個別で販売
- ・NETシートライセンスは、Master Keyに設定されているライセンスプールから、Sentinel HL Keyに設定
- ・NETシートライセンスは、Sentinel HL BasicおよびPro以外の製品に設定可能
(Sentinel HL MaxおよびTimeが標準)
Sentinel HLにNETでは、シートライセンスでのネットワークライセンスが提供可能です。 |
各種工業規格などの認定
Sentinel HLは、各国の工業規格や環境アセスメントの基準をクリアーしています。 下記が主な認定です。 |
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